lundi 31 décembre 2007

パリからの連絡

2007年4月2日



日本に戻ってから会合などの準備に忙しく、フランスに手紙を出す余裕がなかった。そして、帰国後1週間経った本日、やっとその手紙に取り掛かる時間ができた。"Lettre de motivation" と言われるものの中で、これまでに私の中で起こってきた変化やなぜこのようなことをやりたいのかということをまとめている最中に、予想もしなかったことが起こった。私がパリ滞在中に訪ね、秘書の言葉に促されて書類だけを置いてきたところがあったが、そのJG教授から英語でメールが入ったのだ。そこには次のようなことが書かれてあった。

「今学会から帰ったところであなたの書類を見た。これまであなたがやってきた自然科学から哲学へという道は興味深いが、一体どういう動機で、何を、どういう立場でいつからやりたいのか、などあなたの考えを知らせてほしい」

このメールを読みながら、不思議なものを感じていた。そして、この広い世界にはこのような異分野の者を受け入れようとしてくれるところがあることに感動さえ覚えていた。これで手紙を書く集中力が一気に高まる。すぐにまとめて送ったところ、翌日には返事が来た。そういう考えであれば私としてはMasterとして受け入れることは可能だ。特に哲学の分野では最先端の科学を取り入れながら進めているのでその方針にも合うというありがたいお言葉も。さらに、秘書にフランス語で連絡して登録に必要となる書類を提出すること、6月にすべての登録者について審査して最終決定するというものであった。

それから秘書に連絡を取ろうとして連絡先を探している時に、再び驚くべきことが・・・。Maison Internationaleという留学生を相手にしているところからメールが入り、必要書類一式のリストなどを知らせてきた。JG氏が秘書に話をして、そこから Maison Internationaleへ連絡が行ったものと思われる。この間僅か一日である。フランスとのメールのやり取りでこれほどレスポンスがよいことは皆無である。その時の流れに快感、そして運命を感じていた。








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