lundi 31 décembre 2007

提出書類の準備

2007年4月8日



先週水曜に、向こうの Maison Internationale から必要書類を4月15日までに提出するようにとの連絡が入った。あと10日くらいしかない。調べてみると登録書類を取り寄せる締め切りが3月15日になっているので、そもそも書類が手に入らない時期の申請ということになる。JG氏の配慮に感謝すると同時に、ある意味運命的なものを感じる。早速、外からもらう必要のあるものを依頼する。昨日、DALF-C2のディプロムをもらうために日仏学院に寄ったついでに、坂を上ったところにある CampusFrance(フランス政府留学局)のオフィスに入る。向こうの大学の様子を聞くためである。日本語を完璧に話すフランク・ミシュラン氏に懇切丁寧に対応していただいた。

まず、書類を出した中で実際に受け入れられる可能性はどのくらいなのか確かめてみた。彼によると、Master の場合は指導教官がOKを出していれば、入学自体はほとんど問題がないという。少し安心する。問題は必要書類をしっかりと期限までに提出すること。参考までに必要書類を列挙したい。

1) Lettre de motivation
2) Projet de recherche en 2-3 pages (uniquement pour le M2 Recherche)
3) Photocopie de votre diplôme de fin d'études secondaires et de sa traduction
4) Photocopie des diplômes obtenus ultérieurement ainsi que leurs traductions
5) Photocopie du relevé de notes ou du livret d'études année par année et sa traduction
6) Extrait d'acte de naissance
7) Lettre de recommandation d'un professeur
8) Pour les non francophones : attestation de réussite au
- Attestation du Service Culturel de l'Ambassade de France
- ou Test de Connaissance du Français (TCF) niveau C2 (épreuves obligatoires et facultatives)
-ou DALF complet
9) Un curriculum vitae
10) Deux enveloppes libellées à votre nom et adresse personnelle plus 2 coupons réponses internationaux si vous résidez à l'étranger
- une au format 210 x 297 mm
- une au format 220 x 110 mm

1)志望理由などを書いた手紙
2)Master 2に入る場合は研究テーマ(2-3ページ)
3)高校の卒業証書とその翻訳
4)最終学歴証明書とその翻訳
5)成績表とその翻訳
6)戸籍抄本
7)教授の推薦状
8)フランス語が外国語の人は、フランス大使館の証明書か、TCF-C2あるいはDALF-C2を持っていること
9)履歴書
10)封筒 (210x297 mm と 220x110 mm) と国際返信クーポン2枚 (150円x2)

この中の戸籍抄本について、大使館認定のところで訳してもらったものを大使館で認証してもらう必要があるのかどうかを聞いてみると、彼は言下にそうしなければ駄目と言う。締切は、この日曜日 (4月15日)。抄本を取り寄せ、訳してもらい、さらに認証となると時間的に間に合いそうもないので、、との問には、メールでは返事が来ないことが多いので Maison Internationale と電話連絡を取り、その旨伝えておいた方が安全とのこと。

この1週間ですべてを片付けなければならない。いずれにしても外からのものの戻り方次第になる。Lettre de motivation については、研究テーマの可能性を含めて先週月曜にすでに提出しているので、それを少し修正すれば出来上がるだろう。教授の推薦状だが、私の場合は指導教授はすでに物故されているので、私の友人YH氏にお願いすることにした。その旨、理由をつけて送ることになる。フランス語のレベルについても何か偶然を感じてしまう。去年秋にDALF-C2を受け、幸運にも合格していたからだ (仏検の資格はこの場合には役に立たないのかもしれない)。それがこういうところに結びついてくるとは、その時は全く予想もできなかった展開だけに不思議を感じている。

これは余談だが、CampusFrance オフィスの雰囲気がいかにもフランス!で、足を踏み入れた途端に気分がよくなった。お相手をしていただいたミシュラン氏とはフランス文化・日本文化などの本題以外の話に盛り上がり (私の中では)、20-30分くらいは雑談をしていたようだ。何か必要なことがあれば連絡してくださいとの言葉に心を強くして坂を下っていた。




2 commentaires:

Anonyme a dit…

矢倉様
ミシュランです。ご無沙汰しております。研究はフランスで順調に進んで良かったですね。
私は現在、明治大学・国際連携機構で勤めております。またお会いができれば幸甚です。

Hidetaka Yakura a dit…

ミシュラン様
お久しぶりです。新しい環境でご活躍中とのこと、嬉しいお便りありがとうございます。
当時はこれから先どうなるかわからない状況でしたので、ミシュラン様との時間は貴重なものになりました。あれからもう3年が過ぎたのかと感慨深いものがあります。フランス語には相変わらず苦労させられていますが、フランス文化や哲学には魅惑され続けております。日本には来年も学会などで帰る機会があります。私もまたお会いできることを願っております。