lundi 31 décembre 2007

入学許可書届き、ビザ申請へ

2007年6月21日



昨日のこと。郵便箱を開けると、いつものようにビラが溢れている。その中に数通の封筒があり、一通のエアメールが目に入る。見ると、パリ第1大学からのものである。今週以降に会議があると予想していたので、意外に早いので驚く。早速開けてみると選考の結果が "favorable" とある。これで二ヶ月以上の 「待ち」 からやっと解放され、動き出せることになり一安心。

これまで私の中で埋もれていた営み、それは「真・善・美」についての人類の発見を探索する旅のようなものと言えるが、やっとその営みを自分の思うような切り口で進めることができるのか、という充足感が静かに押し寄せてくる。こういう感覚を味わうのは、本当に久しぶりである。おそらく、大学に入る前の春休み、あるいは米国に向かう前の状態に近いが、それよりもずっと穏やかで、しかもその喜びが深いような気がする。私のようなものに興味を示してくれたJG教授と選考に加わっていた大学の先生に率直に感謝したい。

最後まで残っていた書類(入学許可書)が届いたので、早速学生ビザの申請にフランス大使館まで出かける。快晴の週日の午前中、何の囚われもなく広尾界隈を散策するというのはこういう感覚を呼び覚ますのか。仕事をするということが本当によいことなのかどうか、考えてしまう。外国人で溢れかえったようなカフェがある。一瞬、ここはパリでは、と思う。大使館ではビザの開始日をいつにするのかを聞かれる。実際に学校が始る一月前まで遡って開始日とすることができるとのこと。私の場合、早めの出発もあるかと思い、そのように変更してもらった。その他には特に問題もなく終る。2週間後に出来上がるようだ。帰りがけに先ほど見たカフェに入り、これまでを振り返っていた。

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参考までにフランス大使館のホームページにある必要書類をあげてみると、以下のようになる。

1. 長期ビザ申請書
2. 証明写真 
3. (仮)入学許可書 
4. 滞在費の証明 (6000ユーロ以上の残高証明)
5. パスポート(残存期間が日本帰国予定日より3ヶ月以上) 、証明写真ページのコピー
6. ビザ料金 50ユーロ (ユーロ高のため8000円ほどになった)
7. 最終学歴を証明する書類 (英/仏文翻訳添付)
8. 履歴書 (フランス語か英語)
9. 動機書 (フランス語か英語)
10. フランス語レベルを証明できるもの (DELF、DALF、仏検など)
11. 学生ビザ申請者対象アンケート




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